約2年前…厚切りジェイソンさんの【日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy】という本を書店で購入していた。
書棚にあったこの本を久しぶりに手に取り、当時なぜこの本を購入したのかな‥と回想してみた。
購入したきっかけは、陽気なアメリカ人ってどんな思考・考え方をしているのかなと、気になったからかもしれない。
厚切りジェイソンさんは、アメリカから日本にやって来て、IT企業で働きなら”お笑い芸人”を目指していた。
こんな異端児のアメリカ人に興味をもったからかもしれない。
普通の人と違った思考をもっているに違いないと思った。
IT企業で働きながら、お笑い芸人を目指す男…
厚切りジェイソンさんが日本人の48のWhy【なぜ!?】に答えていく本。
2年ぶりに読んでみると前向きにさせてくるれる言葉が多々あった。
IT企業で働きながら、お笑い芸人を目指す…バイタリティ溢れる人だ。
当時はお笑い番組で度々ネタを観たことはあった(ここ最近は観ていないかも…)。頭の回転が早い人なんだろう‥と思われせてくれる話し方をしていた。
この本を読んでいくと、やはりアメリカ人って陽気なんだな‥なんでこんな思考でいられるのだろう‥自分みたいに一つの悩みでクヨクヨと考えすぎる人間と真逆だな‥と関心しきりだった。
2年ぶりに読んでも新鮮さがあった。学生の頃からこうゆう思考で生きていたら、「別の人生もあったのかな‥」と考えたりもした。
でも‥今からでも考え方を意識的に変化させていけば、徐々に変わっていけそうなパワーを与えてくれる本である。
気になる言葉に焦点を当てる.
48の【なぜ】のなかで、特に気になる3つの言葉に焦点を当ててみた。
「すべてのことから逃げ出したいし、辛い。何をすべき?」
■厚切りジェイソン
何かを作って、世に発信してみて。
なんでもいい。
消費ばっかりしすぎると
生きる感覚を忘れてしまう。今は世に発信する方法はたくさんある。
YouTube、ブログ、SNS,なんでもある。
すぐ、世に出せるよ。生きることの手応えになるかもしれないから。
引用:【日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy】 P138-P139
まさに、自分と重なるところがあった。
僕は無職になり辛い時期になぜかブログを開設した。
ブログを開設したことにより、自分の考え、叫び、体験…好きなことを世に発信する手段を手に入れた。
これが、厚切りジェイソンさんの言う【生きるという手応え】に繋がり、今も頑張って生き続けられてるのかなと思えた。
ブログという媒体を利用し、自分の想い、考えを好きなように発信できる。誰かに読まれているという感覚が…生きる力にも繋がっているのかもしれない‥。
■厚切りジェイソン
幸せになるのは自分の責任。
なるかどうかは自分で決める。
それを気づくといろいろラクになる。
すべては内側から。
今日も笑っていこうと決めた日は楽しい。引用:【日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy】 P172
【幸せは自分の心が決める】さまざまな啓発本にも出てくる名言だ。
失敗したら、それをどう自分自身が捉えるか‥。
「自分はダメな人間だ」と自己嫌悪に陥る思考の人もいれば、「こんな日もあるさ、気にしない、次行こう!」と切り替えられる人。
発明家のエジソンは、1万回の失敗を【1万回もうまくいかない手法を知ることができた。成功の種が含まれている。】と、失敗をポジティブに捉えている。
まさに、自分の心・思考が幸せかどうかを左右してるのは納得させられる。
ネガティヴ思考ではどんどん底に落ちてしまう。
幸せになるのも不幸になるのも「自分次第」なのだから、不幸になる選択肢を選ぶなと、厚切りジェイソンさんは強く強く訴えかけている。
■厚切りジェイソン
一瞬で終わるから、
少しでも自分のために生きろ。
やりたいことをやれ。
ほしいものを自分で取れ。
他人の世界だけで時間を過ごすだけじゃ嫌だ。
生きろ。引用:【日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy】 P176
「一瞬で終わる」。
心に突き刺さるような言葉だ。人生は本当に一瞬だと思う。
2018年もあれやこれという間に3月だ。今年もあっという間に、GW、盆、年末ときてしまうような勢いすら感じられる。
現実的には、すべての時間を「自分のために生きる」のは難しいかもしれない‥。
けど、「自分のためにやりたいことをやる」「周りの評価など気にしないで生きる」。
そんな気持ちを奮い立たせてくれる熱い言葉だ。
このブログだってそうだ。
どうせブログやっても、人が集まるようなブログにできるなんて思ってもいなかった。
なにも自分のためにならなかったら、ここまでブログも続けていなかったと思う。
地味にコツコツと続けることで、ブログに吐き出す事が快感となってくる。
何かを発信することでブログの面白さ、奥深さも感じてくる。(ネタが思い浮かばない日は辛いけど…)今は生き甲斐も感じているのかもしれない。
読んでくれている訪問者がいることだけでも、大変嬉しいことだ。ある意味、自分の時間をブログに投資して、何か新しい発想を見いだせたらと思っている。
雑記ブログでも、多少の収支があればと”欲”もある‥。苦笑
このブログの”Amazonの広告”から、モノを購入してくれる訪問者もいる。
大変ありがたい事である。
やはり「人間なら欲があったほうがいい」。
欲しいものを自分で取りにいく”欲”は必ず必要だと思う。
最後に‥
厚切りジェイソンさんの生き方は、誰もがマネできるものではない。
育った環境によるところも大きいと思う。
でも、『こうゆう考え方で生きるのもいいな‥』と、新しい思考・考え方を教えてくれた本でもある。
正直、厚切りジェイソンさんは、”お笑い界”では成功とまではいかなかったかもしれない。
でも、周囲の目・評価を気にせずに「自分のやりたいお笑いの道にチャレンジした。TVにも出てネタをやった。」だけでも成功者なんだと思う。
勇気・行動力がなければ出来ないことだ。
厚切りジェイソンさんは、もともと頭のいい人であることは変わりはない。
本業でしっかりと結果を出していける人であるだろう。
「物事を前向きにシンプルに考える」そんな厚切りジェイソンさんの生き方に感銘を受けた1冊であった。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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