
どうも、繊細すぎる男のシュウべです。
最近、繊細さんの人のなかで話題になっている「繊細さんの本」を読んでみました。
繊細すぎる僕が、この本を読んで感じたことを、自分の実体験を含めて赤裸々に語り尽くしたいと思います。
30年以上も繊細な性格で生きてき僕にとっては、現代社会は生きにくい世界だなぁと常々感じています。
同じように繊細すぎる性格で、日々、生きにくさや人間関係に悩みを抱えている方へ、生きるヒントを与えられる記事になれたらと思っています。
繊細すぎる人生を振り返る
まずは、僕の繊細すぎる人生を振り返らせてください。
僕は物心着いた頃から人と接するのが苦手で、幼少期は場面緘黙症で苦しんでいました。
詳細⇒【場面緘黙症】学校で友達と話せなくて悩んでいる子供たち(親御さん)へ伝えたい想い
幼少期から友達付き合いも思うようにいかず、子供でありながら悩みは尽きなかったですね。
繊細すぎる性格で生きるのが辛くなるほどキツかったのが社会人になってから。
どんなことで疲れてしまったかと言うと、
- 上司、同僚の様子(機嫌)をうかがってしまう
- ディスクワークでの電話対応
- たまにある職場の飲み会
- 自分が主役となる歓迎会や送別会
- 上司との出張(2人きり)
- 周囲の物音に敏感になる
- 周囲に大声で話している人がいると気になる
このような感じです。
自分が主役になる歓迎会・送別会はとにかく苦痛
僕は何度も転職を繰り返しているので、自分が主役となる歓迎会や送別会を数回経験しています。
本音は、

僕の送別会なんてやらなくていいのに‥
って感じです。
送別会の最後に一言、みんなの前で挨拶をしますよね?
あれがとにかく緊張するし、話す内容を考えるだけでも胃が痛くなります。
挨拶で話す内容を前日に考えておかないと、その場ではなせなくなるんですよ..。
いい歳の大人になっても、この性格は変えられません。苦笑
もちろん、送別会の前日は寝苦しい夜になるのです。
キーボードをたたく音の大きさに敏感になる
僕がディスクワークの仕事をしていたころ、特に気になったのが隣の人がキーボードをたたく音。
それと、机の引き出しを強めに『ガタン』って閉める音など、「大きな音」が苦手でした。
人によってキーボードをたたく時に、カタカタカタ~ってやけにデカい音をたてる人いますよね?
あれが嫌なんです。なかには仕事出来るアピールで、無駄に大きくキーボードをたたく人いますよね。
繊細すぎる僕は「この人、機嫌悪いのかな?」って余計な神経をつかってしまうのです。
実際に機嫌が悪くなると、物音が大きなる人がいましたしね。
僕にとっては、煩わしさ以外何者でもありません。
機嫌が悪い空気を周囲に充満させるタイプの人間は苦手です。
ディスクワークで電話に出ない人がいると神経が疲れる
それとディスクワークの電話対応。
電話が鳴っているのに、誰も電話に出ないときって経験ありませんか?
心の中で「誰かでろよっ!」って叫んでいるのに誰も出ない···。
結局、気をつかって僕が電話に出ていました。
繊細な僕にとっては、これが小さなボディブローのように精神的なダメージを受けていましたね。
繊細さんは近くに全然電話に出ない人がいると、余計なストレスたまりませんか??
すまし顔してないで電話に出ろよって思いますよね‥。
とにかく周囲を気にしてしまい、人の機嫌を伺ってしまう。
繊細すぎると神経を使いすぎてしまい、なにもいいことがありません!
だからといって、長年この状態を保ってきている繊細人間が、まわりを気にしないで生きようなんて難しいことなんです。

ほんと電話に出ない人にはイライラしました‥
繊細な僕が『「繊細さん」の本』を読んでみた感想
じゃ、こんな繊細な僕が『繊細さんの本』を読めば変われるのか?
本音を言ってしまえば、本を読んだだけでは変わりません!(気持ちは楽になります)
だって何十年も繊細人間だった男が、いきなり変われると思いますか?
変わりっこないですよ。記憶喪失になって今までの記憶も経験もリセットして、まっさらな状態からリスタートしない限り、人間なんて簡単に変われないって僕は思います。
じゃ、どうするか?
これがストレスも少なく合理的なのかなと。
もちろん、自分を変える努力は大切。
でも、長年培ってきた繊細な性格をいきなり変えていこうだなんて、ストレスが増大する一方な気がしませんか?
それなら自分の性格を受け入れて上手く活かして生きていくのがベストなんじゃないかなって思います。
無理して自分を変えようとするなんて苦しいだけです。(僕には無理です‥)
余計なストレスを感じて自分を追い詰めてしまいかねません。

繊細だと気楽に生きられない世の中ですね‥
『「繊細さん」の本』は繊細人間の生き方の道しるべである
この『繊細さんの本』を一言でまとめるならば、
そんなテーマな気がします。
この本『繊細さんの本』を進めたい人は、
- 繊細な性格で悩んでいるけど自分を変えるのが難しい。
- だからこそ、繊細な性格を活かして周りとうまくやっていきたい!
と、思っている方におすすめです。
逆に、おすすめできない方は、
- なんとかして自分の繊細な性格を変えていきたい!
- 自分の性格が嫌いだから性格を変えたい!
このような方は別の本を探してみることをおすすめします。
僕は『繊細さんの本を』読んで、この世界を繊細なまま生きていくヒントをもらうことができました。
僕自身、いまさら繊細な性格を無理をして改善しようとは思っていません。
「無理して性格を変えずに現代社会を賢く生きていきたい!」それが願いでもあります。

繊細で生きにくさを感じでいる方は一読する価値がありますよ♪
繊細な性格を恥じることなく活かして生きよう!
本記事では、繊細な僕が『繊細さんの本』を読んでみた感想を書いてみました。
繊細のままでもいいじゃないですか、自分の性格のネガティブな部分に目を向けるのではなく、繊細でも良い部分があると思うので、そこに目を向けてみませんか?
『繊細さんの本』は、繊細な性格を変えていくための本ではないので「物足りなさ」を感じる方もいるかもしれません。
僕は、この本を読んで「繊細な自分を受け入れて生きていこう!」と、気持ちがラクになりました。
繊細な性格は人付き合い・職場の人間関係などで、精神的に疲れてしまうことが多々あります。
ですが繊細であることは「悪い部分だけではない」ので、自分を責めずに生きていきたいものですね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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