日常生活の中で結論が出ないまま悩みすぎたり、自分では解決できない問題に対して、ムダに悩ますぎてしまうことありませんか?
僕はムダに悩み、考え込んでしまう悪い癖があります。
自分自身で解決出来ないようなことまで悩みすぎてまい、有限である”人生の時間”を浪費してしまっていた時期がありました。(悔やんでも悔やみくれません‥)
このようなことは二度と繰り返したくない。ムダに悩まない性格に変えていきたい。
そんな時に出会ったのが「心理対比」でした。
「心理対比」とは?
心理対比とは、最高の状況と最低(最悪)な状況を具体的に想定して、もし最低の状況になった場合、どう対処するべきかを明確にする心理トレーニングです。
手順として、以下の4つのステップがあります。
ステップ①:目標を達成したらどんないいことが起きるのかを考える
自分が立てた目標を達成したら、どんないいことが起こるのか細かく書き出してください。
難しく考えずに思いつくまま書き出すのがベストです。
例 ・仕事の収入に満足、やりがいを感じる ・欲しかったいい車に乗れる ・マイホームに住める ・体の健康を維持出来る ・オシャレな服に投資できる ・生活に困らない暮らしができる |
ステップ②:ステップ①で書き出した中から自分に最もメリットになるものを選ぶ
ステップ①で書き出したリストの中から、1番メリット(プラス)になるものを選び、それを達成したらどんな気分になるのか書き出してください。
ステップ③:自分の思い描いた目標が達成出来ないとしたらどんなことが起きるのか?という最悪の未来を想定する
ステップ①・ステップ②の目標を達成するにあたってどんな問題が起きるのか?
目標が達成できないまま、自分の人生がダメになった時、どんな最悪なことが起こるのかを書き出してください。
難しく考えずに思いつくまま書き出してください。
例 ・無職になって収入がない ・親が自己や病気で突然亡くなる ・自分自身が大きな病気、怪我になる ・メンタルが不調(鬱)になる ・貯蓄がなくなり生活費に苦労する |
ステップ④:ステップ③で書き出した最悪なトラブルの中で最も危険なものを選ぶ。そして対処方向を具体的に考える
ステップ③で書き出したネガティブなトラブルの中で最も危険なものを選んでください。
自分の人生を大きく変えてしまう、自分の人生が狂ってしまうくらいの最悪なものを選びましょう。
それを頭の中でしっかりイメージした上で、一番最悪な出来事が実際に起きてしまった時、自分はどのように対処するのかを具体的に考えて書き出してください。
とにかく思いつくまま書き出してください。
最高と最低の自分を客観的に見つめる!
以上のように、最高と最低(最悪)の状況となった時、自分の心理状態がとのようになるのかを具体的に想定して書き出していきます。
じっくりと考え、その状況になった時の自分を客観的に見つめることで、鮮明に最高と最低の自分をイメージできると思います。
最低の対処法を考える時、「身内や友人がその問題で悩んでいたら、自分はどうアドバイスするだろうか‥」といった視点で考えると良いです。
自分自身の問題でも、1歩引いて他人の視点で考えた方が冷静に対処できるからです。
最高の場合のみしかリスト化していない場合、一時的な脳の興奮で満足してしまうため、最低の状況も想定しておく必要があります。
最悪の状況となった場合、心理対比によって準備しておくことで、冷静に対処できるようになります。
目標達成の障害となる問題やトラブルを心理対比によって想定しておくことで、実際に最悪の状況が起こった時に気持ちが興奮するようになります。(テンションが上がる)
これにより大きな問題やトラブルが発生したとしても、自分を見失うことなく冷静に対処できることでしょう。
ムダな悩みから解放されよう!
いかがでしたでしょうか。
ムダに悩みすぎてしまう癖のある方、試しに心理対比を実践されてみてください。
自分の人生とって最高の状況と最低の状況を明確にすることで、”今”の自分が何をするべきか、ハッキリとした道標が見えてきます。
「なんだか惰性に1日1日を過ごしてしまっているなぁ」っていう方にも効果的だと思います。
ぜひ、おすすめです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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