
どうも、長期無職を経験した、シュウベと申します。
今回の記事は、
- 僕が実際に長期の無職期間を経験して1番辛かったこと
- 絶望の無職生活から社会復帰したことのメリット
を赤裸々に書いていきたいと思います。
現在、長期無職の状態で、
- なかなか仕事が決まらない
- 働き出すのが怖くなっている
- 意欲が衰退してやる気がでない
- もう人生そのものが辛い
- 心の余裕がなくなってきた
このような方に向けて、ちょっとでも前向きになれるような記事になれば幸いです。
長期の無職期間が「心の余裕」を削っていく
僕は1年と6ヶ月近く無職だった時期があります。
無職だった頃、僕が1番つらかったのは、
- 心の余裕がなくなる
ことでした。
無職期間が長くなるにつれて、
- 自分は社会に貢献していない自己嫌悪
- なんのために生きているのか分からない
- 貯蓄が減り始め焦る
- 人との交流を避けるようになる
- 外出することに引け目を感じる
- 新しいチャレンジ、挑戦に消極的になる
- 趣味が楽しめなくなる
このような状態に陥っていました。
極論を言ってしまうと心の余裕がなくなっていたのです。
なにをするのも不安がつきまとい「自分はもうダメだな」ってどん底に落ちていました。
心の余裕がなくなると、
- 自分中心 (自己中心)
でしか物事を考えられなくなり、視野が狭くなります。
新しい情報を得る気力も失い、現状維持もしくは劣化していく自分に腹立たしさを感じるようになります。
過去を反芻しては「あの頃は良かったな」と、何度も思い返してしまう日々。
本当に辛い時期でした。
心の余裕を失ってから、人生が終わってしまったかのような感覚の日々。
自分が好きだった趣味(サッカー観戦や読書)が楽しめなくなっていた時期でもありました。

この時期は、自分が何者なのか?も分からなくなりましたね。
暗闇にいた自分を変えたのは『ちょっとした勇気と行動』

心の余裕を失っていた日々を変えたのは、やはり自分自身でした。
それは、
- ちょっとした勇気と行動
無職期間が長引くと働き出すのが怖くなります。
職場で新しい人間関係を築くのも不安になるのです。
やっていけるのか悩んでしまうばかりで、行動を起こせない。
生活リズムも狂ってしまい、自分はこのまま社会に復帰できるのか?疑心暗鬼でした。
でも、逆境の自分を救い出せるのは、最終的に自分しかいません。
信頼できる知人や職業相談のキャリアコンサルタントなどに仕事の相談をしても、結局、行動しなければならないのは自分自身。
第三者に相談しても、他人事のような意見しかくれない人もいます。
第三者の意見を参考にすることも大切ですが、一番大切にしたいのは自分自身の心の本音と心の叫び。
- 「自分は何をしたいのか?」
- 「どうしていきたいのか?」
他人に意見を聞いてそれに流されてしまったら、「自分の人生ではなくなってしまう!」と感じました。

辛い時こそ、自分の気持ちに素直になってくださいね。
とにかく社会復帰(働きだすこと)を目標にした
僕はとりあえず、
- とにかく社会に復帰すること
を目標にしました。
マイナスの状態から、ひとまずゼロ「0」の状態に戻る。
心の余裕がない状態から、少し気持ちに余裕ができる状態に戻る。
無職のどん底にいて暗闇のトンネルをさまよっていましたが、マイナスの状態から脱することを常に意識するようにしました。

無職期間中は、ずっと部屋にこもるのが苦痛でした!
長期無職から脱した僕が選んだ人生について

その結果、僕が選んだ選択(人生)は、
- 派遣でもいいから社会復帰して人と交流すること
- とにかく働きだして生活リズムを整える
- 働いてお給料を貰えることに喜び感謝を得ること
- 収入を得ながら先の人生を考えていく
これが心の余裕がない自分に必要だと察したのです。
毎日、無職のまま部屋にこもって求人チェックしているだけでは心は枯れます。腐ります。
やはり人間は他者と交流しコミュニケーションをとる!これが生きていくなかで最低限必要であると感じました。
実際のところ派遣で働き出すのは勇気がいりました。なぜなら1年と6ヶ月以上も働いていない状態でしたから‥
でも、いざ働いてみると「意外とやれるもんだな‥」って感じられました。
派遣だから責任の重い仕事を任されることもないので、社会復帰する自分には合っていました。
結局、行動しなかった「後悔」が一番大きかった
社会復帰して一番に感じたことは
- もっと早く勇気をもって行動を起こすべきだった
と、後悔をしました。
でも今さら過去を悔やんでも変えられません。
「今」をしっかりと生きていくだけですよね。
無職期間が長引いている方、心の余裕が少しずつ削られている状態かもしれません。
僕にもその気持ちがすごい分かります。
でも現実を打破するのは自分自身でしかない!と思います。
長期無職を経験した僕の教訓としては、
- 周囲は助言をくれるけど最終的には助けてはくれない
- 自分で行動を起こし勇気をもってチャレンジするしかない
- 人間だし失敗してもいいじゃないか
- 新しい職場が合わなければ、また次を探せばいい
ってことです。
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苦しいときこそ、自分の行動が「安心」につながります。
無職脱出:絶望の無職生活から社会復帰したことのメリットは?【実体験】

次に「長期無職から社会復帰してみて感じたメリット」について紹介します。
今回はメリットだけです。あえてデメリットは語りません。
現在、無職期間が長引いて悩まれている方へ…
- 無職から脱出する何かしらのヒントがほしい
- ちょっとした勇気がほしい
- 行動してみようかなと背中を押してほしい
ちょっとだけでも前向きな気持ちになってもらえたら嬉しく思います。
①:働き出すことで生活リズムが整い体の調子が良くなる

それでは、社会復帰したことのメリットを僕の実体験をもとに語っていきます。
長期無職から社会に復帰したことで、生活習慣が必然的に整います。
仕事を始めると、決められた時間に起きて就業時間までに出社しないといけないという『時間の縛り』が発生しますが、必然的に生活リズムが朝方となり僕の場合は体の調子が良くなりました。
次の朝、なかなか起きれず朝食を抜いていた時期がありました。
起きたらお昼の11時~12時頃となり、1日2食(昼食と夜食)しか食事をとらない日は明らかに体調が思わしくないのです。
ダラダラと長時間布団に横になり、やっとのことでベッドから起き上がるのはメンタル的にも良くありません。
(長時間の睡眠がメンタルに良くない事は科学的にも実証されています)
仕事を始めたことで朝食もしっかり食べるようになり、
朝から太陽を浴びながら出社することで、体調もメンタルも無職期間より良くなっている実感を得ています。

太陽を浴びるとセロトニンが分泌され、メンタル的にも良いです。
②:働き出すことで必然的に他者との会話が増える

無職期間中は、家に引きこもる日もあり家族以外と会話をしない日が多々ありました。
これが正直、精神的に辛いのです。
やはり人間は誰かと何かしら会話をすることで気持ち的にも楽になれるものです。
- たわいのない世間話
- 職場での仕事の話
- 人との交流と『会話』
これらがあるからこそ、メンタルの安定を維持できるのです。
働き出してからは、仕事の休憩時間に同じ作業場で働いている方と雑談をしています。
たかが雑談ではありますが、長期無職だった僕にとっては人と話せる心地いい時間です。
他者とのたわいのない会話が…
「こんなにも気持ち(メンタル)を和ませてくれるか」と、あらためて感じられました。
働き出すことで、新しい職場の人間関係が心配になったりしますよね?
でも実際に働き始めないと、その場所の人間関係がどうゆうものなのか分からないものです。
初めは不安もありますが…飛び込むちょっとした勇気も必要ですよね。

1~2週間も働けば、意外とその場の環境にも慣れてしまうものですね
③:社会復帰することで「無意味な悩みの時間」から解放される

無職期間中は無駄に悩み、人生の貴重な時間を浪費していました。
”今の自分”から”部屋で悩み悶々としていた自分”へ伝えたいことは、
- 「悩むだけ無駄だから、とにかく動いてみなよ」
- 「とりあえず働き出してみて、合わなけりゃ次探せばいいじゃん」
という言葉です。
やっぱり、人生を変えたければ、『行動』と『実践』しかありません。
いくら家で悩んでいても、悩みなんて解決しないものですよね。
とりあえず動いて、実際に経験して場数を踏むしかありません。
僕のように転職を繰り返していると、いまさら「職歴に傷がつく」なんて気にしている場合ではありません。
悩みすぎて妄想を膨らませてしまっては、余計に自分自身をさらに追い詰めてしまいます。
悩むだけ無駄であり、誰かに相談したとしても、最後に決断するのは結局、自分自身。
自分で自分を守るしかありません。
周りの第三者がアドバイスをくれたり、サポートをしてくれたとしても…
最終的に自分を守ってくれるわけではありません。

最後に信じられるのは自分自身なのです
終わりに:『ちょっとした勇気と行動』を忘れずに生きる
長期無職で悩まれている方、なかなか動けず、辛い日々であること理解できます。
でも初めの1歩を踏み出せるのは自分しかいません。
無理しない程度に「できること」から1歩を踏み出してみませんか?
- ちょっとした勇気と行動
これを意識されてみてください。
僕の経験から完全な無収入状態はメンタル的にも非常に良くありません。
一時的でも週3~4回の仕事をしながら、長く働けるお仕事を並行して探されることをオススメします。
僕自身も、この先の人生どうなるか分かりませんが、勇気と行動は忘れずに「今」と向き合いながら全力で生きていくだけです。
これからも行動を繰り返しながら人生を模索し続けることにします。
この記事を読んでいただいた無職の方が、良い方向に前進できることを願っています。
長くなりましたが、最後までお読みいただありがとうございました。
あなたのことを応援しています。お互い頑張って生きましょうね。
※生きることに疲れたら以下の本を読んでみてください。
※こちらの記事で「無職期間1年オーバー」の絶望を語っています
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